はじめに:チーム医療が有名だからだけでは弱い
北里大学医学部の志望理由を聞かれたとき、ほぼ全員が言うのがチーム医療が有名だからです。もちろん間違いではありませんが、これだけでは面接官の印象に残りません。
この記事では、他の受験生と差がつく志望理由の具体的な切り口を紹介します。
1. 差がつく志望理由の3つの切り口
切り口1: 東洋医学
北里大学の白金キャンパス(薬学部)に隣接する北里研究所病院は東洋医学で非常に有名です。また、医学部3年生の内科学総論では東洋医学(漢方)の講義が4コマ含まれています。
学生のうちから東洋医学と西洋医学の両方の視点で医学を学び、患者さんにとってより最善の選択ができる医師になりたいという志望理由は、具体性があり差別化できます。
切り口2: 特定の教授・研究
北里大学病院の上部消化器外科には、がん研有明病院出身の比企先生がいます。内視鏡と胸腔鏡を同時に使用するDLECSという独自の手術法を世界で初めて実践した先生で、この手術法は現在全国で使われています。
このような具体的な教授名や研究内容に触れることで、本当に北里を調べているという印象を与えられます。
切り口3: 学生論文制度
北里大学には学生論文という独自の制度があります。1年生から希望者は研究室に配属でき、6年間を通して研究活動(学会発表や論文執筆)を行えます。
この制度はパンフレットにも小さく書いてありますが、ほとんどの受験生は知りません。北里の学生論文制度に魅力を感じ、学生のうちから研究に携わりたいという志望理由は、大きな差別化になります。
2. 志望理由の組み立て方
効果的な志望理由は以下の3ステップで作ります。
- ステップ1: 自分の原体験と結びつける(例: 小学生の時に祖父が病気になり、予防医学に興味を持った)
- ステップ2: 北里の具体的な特色と接続する(東洋医学・特定の教授・学生論文)
- ステップ3: 入学後にやりたいことを具体的に語る(例: 北里の研究室で学び、将来は特定分野で貢献したい)
3. オープンキャンパスの活用
8月のオープンキャンパスに参加し、先生の名前や印象に残った話をメモしておくと、志望理由の説得力が格段に上がります。オープンキャンパスで先生の話を聞いてという具体的なエピソードは非常に効果的です。
まとめ
志望理由はチーム医療に加えて、もう一つ具体的な切り口を持つことが差別化のカギです。東洋医学、特定の教授・研究、学生論文制度のどれか一つでも自分の興味と結びつけて語れるように準備しましょう。
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