はじめに
指定校推薦って実際どんな感じなのか。この疑問に、実際に合格した現役北里大学医学部生がお答えします。
この記事では、出願準備から合格発表までのリアルな体験を時系列で振り返ります。これから受験する方がイメージを持てるように、当日の雰囲気や心境、反省点も含めてお伝えします。
※個人の体験であり、年度によって試験内容は変動します。
1. 準備期間(8月〜10月)
8月: 英単語帳(鉄壁)を開始。最初は1日5セクション、2周目からは1日10セクションのペースで回しました。オープンキャンパスにも参加し、先生の名前や印象に残った話をメモしました。
9月: 毎日NHK 19時ニュースを見始め、気になった医療ニュースは新聞をスクラップ。面接で出そうだと思ったテーマには、自分の意見を横に書いたり、家族に意見を聞いたりしました。学科対策として数学の4STEPを苦手分野中心に演習。
10月: 面接票の作成に着手。思ったより時間がかかり、学科の勉強ができない日がありました。添削は母、担任の先生、塾の先生、先輩にお願いしました。合格した先輩の面接票を見せてもらえたのが心強かったです。
2. 出願(11月上旬)
出願は11月上旬から。受験番号は届いた順になると先輩から聞いていたので、出願初日の午前中に届くよう2日前に郵送しました。受験票は自分で印刷する形式です。
3. 試験前日
前日から北里大学病院前のホテルに宿泊しました。緊張で食欲がなかったので、まい泉のカツサンドとウィダーゼリーを持参。間違いノートだけ見返して、大量に持ってきた教材は結局使いませんでした。
4. 試験当日
8:00 会場入り。受験生は70人以上。教室は4部屋に分かれていました。
9:00〜10:40 基礎学力検査(100分)。数学が難しかったですが、解答欄は全部埋めるという姿勢で臨みました。化学で高分子が出たのは予想外でしたが、夏に一度やっていたおかげで対応できました。
11:05〜12:25 小論文(80分)。日経新聞からの抜粋で失敗をどう活かすかがテーマ。要約と論述の一貫性を意識して書きました。時間はギリギリでした。
昼休みは感染症対策で私語厳禁、一人で食事。食欲がない時のためにゼリー飲料を用意しておいて正解でした。
13:20〜 面接試験。
5. 面接の実際の雰囲気
グループ面接(約30分)
面接官3名、受験生3名のグループ。医療時事テーマが2つ出され、各テーマについて2分で自分の意見を述べた後、5分間グループディスカッション。
正直、1つ目のテーマでは話がそれてしまい失敗しました。でも2つ目で挽回できました。大切なのは、1つ失敗しても引きずらないことです。
他の受験生の意見を聞いてその視点は自分にはなかったと素直に認め、そこから自分の意見を発展させたことが評価されたのかもしれない、という手応えがありました。
個人面接(約5分)
面接官2名。提出した面接票にマーカーが引いてあり、その内容をもとに質問されました。雰囲気は和やかで、おしゃべりするような感じでした。
聞かれたことは、医師志望理由、高校時代の経験、海外経験について、日本の医療の良さ。最後の質問は準備していなかったものでしたが、正直に自分の考えを話しました。
6. 合格発表
試験の3日後、12月上旬にネット上で合格発表。その時は期末試験の最中でしたが、すぐに確認しました。
7. 振り返りと反省
良かった点
- 間違いノートを作っていたこと
- オープンキャンパスに参加して具体的なエピソードを持っていたこと
- 面接票の添削を複数人にお願いしたこと
- 医療ニュースを9月から毎日チェックしていたこと
反省点
- 面接票の作成を10月3週目に始めて時間がギリギリだった
- グループ面接の入退室の所作(ドアノブをノック前に持ってしまった等)
- 化学の出ないだろうと思っていた分野が出た(結果的に対応できたのは運が良かった)
受験生へのメッセージ
校内選抜を通過したみなさん、おめでとうございます。ここからもう一度、倍率のある選抜試験を突破しに行くことになりますが、本当に北里に行きたいという気持ちがあれば大丈夫です。
不安になったら、この記事や他の対策記事を読み返してください。そして、遠慮なくMediforma Educationに相談してください。現役の北里医学部生が、みなさんの合格を全力でサポートします。
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